3.1 各部の名称
3.1.1 各部の名称
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共通操作
⑤ Saveキー
パラメータファイルを保存する機能を開始します。
⑥ Calキー
Calibration実行メニューを表示します。
⑦ Localキー
GPIBやEthernet,USB (B) によるリモート状態をローカル状態に戻し,パネル 設定を有効にします。
⑧ Remoteランプ
リモート制御状態のとき点灯します。
⑨ Presetキー
パラメータの設定を初期状態に戻します。
⑩ ファンクションキー
画面の右端に表示されるファンクションメニューを選択・実行するときに使用します。
ファンクションメニューの表示内容は,複数のページと階層により構成されていま す。
ファンクションメニューのページを変更する場合は を押します。ページ番号 はファンクションメニューの最下段に表示されます (例:1 of 2)。
いくつかのファンクションを実行すると,1 つ下の階層のメニューを表示する場合が あります。1 つ上の階層に戻る場合は, を押します。最も上の階層に戻る場合 は, を押します。
⑪ メインファンクションキー1
主機能の設定,実行のために使用します。
選択中のアプリケーションにより,実行可能な機能が変わります。
主に周波数などを設定するために使用します。
主にレベルなどを設定するために使用します。
主に周波数スパンなどを設定するために使用します。
主にトリガなどを設定するために使用します。
主にRBW/VBWなどを設定するために使用します。
主にTime/Sweepなどを設定するために使用します。
⑫ メインファンクションキー2
主機能の設定,実行のために使用します。
選択中のアプリケーションにより,実行可能な機能が変わります。
アプリケーションを切り替えるときに使用します。
Configuration画面を表示します。
主にトレースなどを設定するために使用します。
主に測定機能などを設定するために使用します。
主にマーカ機能などを設定するために使用します。
主にピークサーチ機能などを設定するために使用します。
1回の測定を開始します。
連続測定を開始します。
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共通操作
⑬ ロータリノブ/カーソルキー/Enterキー/Cancelキー
ロータリノブ/カーソルキーは,表示項目の選択や設定の変更に使用します。
を押すと,入力,選択したデータが確定されます。
を押すと,入力,選択したデータが無効になります。
⑭ Shiftキー
パネル上の青色の文字で表示してあるキーを操作する場合に使用します。最初に このキーを押してキーのランプ (緑) が点灯した状態で,目的のキーを押します。
⑮ テンキー
各パラメータ設定画面で数値を入力するときに使用します。
を押すと最後に入力された数値や文字が1つ消去されます。
が点灯中に,続けて ~ を押すことで,16進数の“A”~“F”が入 力できます。
⑯ RF入力コネクタ
RF信号を入力します。
周波数 18 GHz 以上での測定においては,変換アダプタ (J1398A N-SMA ADAPTOR) の使用を推奨します。
⑰ RF Output制御キー
MS2690A/MS2691A/MS2692A オプション 020 ベクトル信号発生器 (以下,オ プション020) を装着時に, を押すと,RF信号出力のOn/Offを切り替えるこ とができます。出力On状態では,キーのランプ (橙) が点灯します。
⑱ RF出力コネクタ (オプション020装着時) RF信号を出力します。
⑲ USBコネクタ (Aタイプ)
添付品のUSBメモリや,USBタイプのキーボード,マウスを接続するときに使用し ます。
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共通操作
背面パネル
背面パネルに配置されているコネクタについて説明します。
① ② ⑥ ③ ④ ⑤ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪
⑫
図3.1.1-2 背面パネル
① Ref Inputコネクタ (基準周波数信号入力コネクタ)
外部から基準周波数信号 (10 MHzまたは13 MHz) を入力します。本器内部の 基準周波数よりも確度の良い基準周波数を入力する場合,あるいはほかの機器の 基準信号により周波数同期を行う場合に使用します。
② Buffer Outコネクタ (基準周波数信号出力コネクタ)
本器内部の基準周波数信号 (10 MHz) を出力します。本器の基準周波数信号 を基準として,ほかの機器と周波数同期させる場合に使用します。
③ Trigger Inputコネクタ
外部機器からのトリガ信号の入力コネクタです。トリガ入力時の動作については,
各アプリケーションの取扱説明書を参照してください。
④ Sweep Status Outコネクタ
内部の測定実行時,あるいは測定データ取得時にイネーブルとなる信号を出力し ます。
⑤ IF Outコネクタ
IF出力コネクタです。スペクトラムアナライザ動作時は,874.988 MHzが設定され たセンター周波数に相当します。シグナルアナライザ動作時は875 MHzが指定さ れたセンター周波数に相当します。MS2690A/MS2691A/MS2692A オプション 004広帯域解析ハードウェア有効時は900 MHzとなります。スペクトラムアナライ ザ,シグナルアナライザともに,RBW による帯域制限をされないIF 信号を出力し ます。
⑥ AUXコネクタ
オプション020のベースバンドクロック基準入力,エラーレート測定用入力などの複 合コネクタです。内部ピン配置は表3.1.1-1を参照してください。
⑦ GPIB用コネクタ
GPIBを用いて外部制御を行うときに使用します。
⑧ USBコネクタ (Bタイプ)
USBを用いて外部制御を行うときに使用します。
⑨ Ethernetコネクタ
パーソナルコンピュータ (以下,パソコン),またはイーサネットワークと接続するた めに使用します。
⑩ USBコネクタ (Aタイプ)
添付品の USB メモリ,USB タイプのキーボード,およびマウスを接続する時に使 用します。
⑪ Monitor Outコネクタ
外部ディスプレイと接続するために使用します。
⑫ ACインレット
電源供給用インレットです。
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共通操作
表3.1.1-1 AUXコネクタ
機能 ピン番号 信号名
BER
18 GND 19 GND 20 GND 51 BER_CLK 52 BER_EN 53 BER_DATA
SG
21 GND 22 GND 26 GND 27 MARKER1 28 MARKER3 30 GND 54 PULS_MOD 55 BB_REF_CLK 61 MARKER2 62 GND 表 3.1.1-1に記載していないコネクタは,機器のメンテナンス用インタフェースのた め,何も接続しないでください。