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Correction

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3.4 Configuration 設定

3.4.10 Correction

測定を行う場合,その測定系の持つ誤差や利得などを補正したいときがあります。

例としては次のようなものがあります。

・ 測定ケーブルの周波数特性や損失の補正

・ RF入力にプリアンプなどを接続した場合の周波数特性や利得の補正

・ アンテナや近磁界プローブを接続して,電界強度を測定したい (アンテナ係 数の補正)

上記のような場合に Correction 機能を用いることで誤差や利得を補正することが できます。

補正値の入力は,CSVファイルまたはリモート制御により入力することができます。

CSVファイルにより入力する場合はRecall Correction Tableを参照してください。

リモート制御により入力する場合の詳細は『MS2690A/MS2691A/MS2692Aおよ びMS2830A/MS2840A/MS2850A シグナルアナライザ取扱説明書 (本体リ モート制御編)』 4章の 「Correction Make Up」を参照してください。

を押したあと,Configurationメニューページ 2 で, (Correction) を押 すと,Correction ファンクションメニューが表示されます。周波数特性の補正値の 設定をすることができます。

図3.4.10-1 Correctionファンクションメニュー

表3.4.10-1 Correctionの設定項目

メニュー表示 内容

Correction (On/Off)

CorrectionのOn/Offを設定します。

Onの場合はレベル補正処理が適用されます。

Save Correction Table Save Correction Tableファンクションメニューを 開きます。

Recall Correction Table Recall Correction Tableファンクションメニューを 開きます。

Close Configuration画面に戻ります。

3

共通操作

Correction ファンクションメニューで (Save Correction Table) を押すと,

Save Correction Table ファンクションメニューが表示されます。レベル周波数特 性の保存をすることができます。

図3.4.10-2 Save Correction Tableファンクションメニュー

表3.4.10-2 Save Correction Tableの設定項目

メニュー表示 内容

Device

(D:) ドライブを選択します。

Save Correction Table

レベル周波数特性を保存します。

File Name SettingがData + sequentialのとき は,ファイル名は“Corr日付_連番”となります。

ファイル形式はcsv形式で保存されます。保存先 は“[選択ドライブ]:¥Anritsu

Corporation¥Signal Analyzer¥User Data¥Corrections¥”となります。フォルダ内の ファイル数の上限は1000ファイルです。

Close Configuration画面に戻ります。

Correction ファンクションメニューで (Recall Correction Table) を押すと,

Recall Correction Tableファンクションメニューが表示されます。保存されている レベル周波数特性を読み出すことができます。

図3.4.10-3 Recall Correction Tableファンクションメニュー

表3.4.10-3 Recall Correction Tableの設定項目

メニュー表示 内容

Device

(D:) ドライブを選択します。

Recall Correction Table レベル周波数特性を読み出します。

ファイル形式はcsv形式となります。

Close Configuration画面に戻ります。

Correction ファイルは csv ファイル固定で,下記のようなフォーマットとなり,周波 数,レベルを設定することによりレベル補正を行うことができます。また,設定した補 正値はLogで直線補間されます。

Frequency(Hz),Level(dB) 0,0

980000000,1 1000000000,4 1200000000,1

CSVファイルでは,補正する周波数,レベルについては以下の範囲となるように記 載してください。

補正データは,最大4096個まで設定することができます。

3

共通操作

[周波数]

範囲 –1~400 GHz 分解能 1 Hz

ただし,単位については,Hz単位で指定してください。

[レベル]

範囲 –100~100 dB 分解能 0.001 dB

補正値の入力されている周波数範囲をFa~Fbとしたとき,表示している周波数範 囲が Fa よりも低い場合,または Fb よりも高い場合,Fa ~ Fb 以外の周波数 範囲についての補正値は Fa 以下の周波数については Fa の補正値 La,Fb 以上の周波数範囲についてはFb の補正値 Lb と同じ値になります。補正値と補 正値の間の値はLog補完された値となります。

Fa Fb 周波数(Hz)

レベル(dB)

補正値入力範囲 La

Lb

図3.4.10-4 補正値を入力時の動作

Correction機能の補正値はSignal Generator,BER Test,RNC Simulatorを 除くすべてのアプリケーションに適用されます。

シグナルアナライザ機能では同一 Span 内のすべてのトレースデータに,中心周 波数の補正値が適用されます。

以下の操作を行うと補正値は初期化されます。インストールでは補正値は初期化さ れません。

・ System Resetを実行する

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